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Murmur...

アラサーといいたくないけど徐々に30の扉が見えてきている女子が好きな音楽を中心にまとまった言葉を語りたいときに語る場所。

TOUR SUKIMASWITCHを振り返る:双星プロローグ

4曲目。序盤の会場の空気をあたためるパートのピークとなる曲。

アニキのドラムから、しんたさんのきれいなグリッサンドが入って

初日にこの音が聞こえた瞬間に胸が躍ったことがすごく記憶に残っている。

Symphonic Sound of Sukimaswitch(しんふぉ)で久しぶりにこの曲を

やった時の会場の歓声が忘れられなくて、せっかく10周年を終えたあとに

つくったフルアルバムをもってまわるツアーだし、しかもそんなアルバムが

セルフタイトルなのだから、今のスキマスイッチでこの曲が聞きたいな、

なんて思っていたりもしたので、とてもうれしかった。

 

この曲の、このツアーならではの醍醐味は、なんといっても2番のアレンジ、

そしてラストのサビへ繋がるブリッジ後半部分のアレンジだったのでは

ないでしょうか。

卓弥さんが歌っている後ろで、1小節ごとに各楽器が頭角を表し音で

自身の自己紹介をするかのような2Aメロ。

そして、ブリッジの後半でいきなりステージが少しオトナな照明に

照らされ、ジャズっぽいアレンジに乗っかって奏でられる歌。

ホーンの合図でまさに『世界は広がって煌めいた』ラスサビ。

初日に聞いたときに度肝を抜かれた。

ジャズっぽいアレンジはツアー序盤で少しジャズっぽさが薄くなっていた

時期があったり、でも再びジャズっぽさを盛り返していたり。

そのときそのときでジャズ色の度合いが違っていたのもまたおもしろかった。

「jazzみたいなのとかやってみたいね」なんてどこかでふたりが

話していたような気もしたけれど、やっぱりチャレンジしたい領域なのかな

…なんてこのアレンジや、この後の楽曲でのアレンジを聞いたりして

思ったりもした。

ステージは、今のふたりの姿や願望が鏡のように映される場所だね。

 

この曲の好きだったポイント

  • アニキのドラムの入りからぴゅーん♪ときれいなグリスをかましてくるしんたさん、という一連の流れ
  • お客さんを煽るまっちゃん(前奏はぴょんぴょん跳ねたりもしてた)、からのいきなりポコポココンガを叩き出すところ
  • 前奏のフェイクの歌い出しからぴょんぴょんルンルンしてる卓弥さん
  • 1Bメロで規則的な和音を弾いていて若干会場を見る余裕があるときのしんたさんのお客さんを見て「うんうん」ってにこにこしている表情
  • たまにやってた「うざったい 嫌って」って歌いながらうざったそうに、嫌そうにする卓弥さんの手振り。
  • 「一石三鳥」で「1」と「3」の手をつくって頭の上に掲げる卓弥さん
  • 金沢公演でやった「そんな二人のラブストーリー」って歌いながらポンっ♪としんたさんのピアノに手を置いた姿(そのタイミングで…?笑)
  • 1番終わりの間奏から小技きかせて暴れ始めるしんたさんの鍵盤。
  • 2Aメロのホーンのアクセントが各小節に効いたアレンジ。卓弥さんの歌の合間合間に入ってくる各メンバーたちの自己紹介といってもいいのではないかというような楽器での自己主張。本間さんのサックスの音が天まで突き抜けるように響いていったり、まっちゃんのコンガがポコポコ響いてきたり、種子田さんのベースが「ここにいるよー」と手を振るように唸ったり。しんたさんもそんな各々のメンバーから飛んでくる毎回違う自己紹介を見て、楽しんでいたような。
  • 2Bメロのしんたさんの鍵盤に絡み合うように唸る種子田さんのベース。ツアー回数を重ねるにつれて、そこにさらにしんたさんが乗っかってくるのがとてつもなくたまらなかった。
  • どこの公演だか忘れてしまったけど、「それでも決めていたギャンブラーはこれっきりって」の「ギャンブラーは」ってところで卓弥さんがガバッと手を広げていて、「うんうん、あなたがギャンブラーね、うん知ってる」ってなった←
  • 2サビの暴れ放題なしんたさんの鍵盤。ツアーの回数を重ねるごとにどんどんどんどん旋律が細かくなっていって、他のメンバーの音もものすごく踊っている場面だから耳がとても忙しかったことが鮮明に記憶として残っている。
  • 2サビ終わりのCメロ・ブリッジの部分。まっちゃんが手拍子を煽ってぴょんぴょんしているのがとてもかわいらしくて、でも手拍子パート終わった瞬間からウインドチャイムやらベルやら「え?そんなとこにも楽器隠してたの?」ってぐらいにいろんな楽器を出してきて次々にお披露目していて、なにげにここはまっちゃんをみているととても楽しかった。
  • とても幸せオーラいっぱいなブリッジ部分、からの「時に人は気まぐれ」からいきなり照明の色がちょっとムーディーな赤と青で彩られた世界に変わり、サウンドも一気にジャズっぽい雰囲気に。卓弥さんの歌い方もオトナな感じになっていて、しんたさんが卓弥さんの歌に合わせて音を入れこんでくる。初日に度肝抜かれたポイントのひとつ。
  • 「会いたくなったなんて」って卓弥さんがちょっと盛り上げて歌うとメンバーたちの音もシンクロして盛り上がる。「甘い言葉」ということばをなぞるように高揚していく感情が音で表現されていく。そして、卓弥さんがOh〜♪って高らかに歌うと同時に弾けるホーンの音、明るい世界が広がる照明。歌の世界を視覚と聴覚両方で楽しめる瞬間。
  • 「誰よりも輝く星を目指して」の後におおおおおーっ♪って口すぼめてノリノリに歌う卓弥さん。と、その卓弥さんの昂った感情に乗っかるようにどしゃんって入れてくるしんたさん…ここでそれはあかん…っていつもおもっていた。笑
  • 「幸せは無限大」からの歌の世界を体現したかのような目の前に広がるキラキラした世界。明るい照明と、キラキラしたサウンド。ひとつひとつの音が粒子のように光り輝いていて、序盤なのにとても多幸感に溢れたステージだな、と。既に満足度高くなってしまう、そんな曲だなと思って聴いていた。
  • アウトロまで油断ならないのがこのメンバー。しんたさんが特にアウトロで思いがけない音を入れてきたりして、いつも驚かされていた。

 

 …ちょっと細かく書きすぎた感は否めないけれども、

前半戦のピーク部分の楽曲だった(とわたしは思っている)ので、

盛り盛りなサウンドだったな、と。

いつもひとつひとつの音を分解して聴きたくなるような、

きっとその瞬間にわたしの耳が拾えなかったところでも誰かがいい音を

鳴らしているのだなと思うと、耳がたくさんほしいなと強く思う、

そんな楽曲だった。