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Murmur...

アラサーといいたくないけど徐々に30の扉が見えてきている女子が好きな音楽を中心にまとまった言葉を語りたいときに語る場所。

TOUR SUKIMASWITCHを振り返る:ホール公演日替わり曲①(桜夜風、君のこと全部、目が覚めて)

ここからしばらく日替わり曲パートのおはなし。

…と言っても、それぞれについてこれまでの記事みたいに

アツく語る自身がなかったので、パートごとに分けて

書いてみようと。

 

◆桜夜風

初日〜NHK2日目まで、ランダムで演奏されていた曲。

初日で聞いた時に後ろに桜の映像が流れるから、

まさか日替わり曲だとは思わず、自分が2回目に行った仙台公演で

驚いた記憶が。

 

原曲の良さを残しつつも、本間さんのサックスがキーとなった

少し大人なアレンジ。

初日に聞いたときは、卓弥さんの歌い方が少し昔の歌い方を思い起こすような

歌い方をしていたような気がして、個人的に自分が初めて観た

スキマスイッチのライブ、空創トリップのときのことが蘇った。

目の前で歌っている卓弥さんは、確かにいま現在の大橋卓弥なのだけど、

そこに昔の大橋卓弥の姿がダブって見えるような、そんな気がした。

公演数を重ねるごとに、そこにいるのは確実にいまの大橋卓弥

なっていたのだけど。なんでだろう、不思議な感覚だった。

 

◆君のこと全部

日替わり曲のなかでは一番アレンジが加えられてたように感じたこの曲。

イントロを聴いたときにわからなかったのも、この曲。

こうやって斬新にアレンジされた曲は賛否両論出るのかもしれないけれど、

星プロローグのブリッジ部分に続くjazzyなアレンジに、

いまのふたりのチャレンジしてみたいことがあらわれているような気がした。

この曲もホーンの音の彩りによってオトナ度が増していたような。

しんたさんがさりげなく弾いているように見せて、日に日にKORG

音数が増えていて、こちらも毎回聞き逃せないポイントだった。

弾いているときに目をつむって上を向く仕草がセクシーだったなぁ…。

 

この曲の「さよなら さよなら」の歌い方は、昔は目の前からいなくなって

しまった彼女を、必死で忘れよう忘れようと自分に言い聞かせるように

歌っていたようにわたしは受け止めていた。

だけど、今回のツアーでは自分の心と向き合って名残惜しみながらも

「もう君はここにはいない ここにいない」

って最後には自分で自分を納得させているような、そんな歌い方を

しているように思えた。

信じられない事実でも、自分自身と向き合っていくにつれて段々と

自分のなかで消化して受け入れていく。

悲しいけれど、そんなことができるオトナになったのだな、スキマスイッチくんも。

…なんてことを思ったりもした。

そうやって受け入れるまでの過程で一瞬感情をぶちまける、

ラスサビのアニキのドラムからの演奏、ボーカルの盛り上がりには

毎回心を揺さぶられたな。

 

◆目が覚めて

比較的シンプルなアレンジだったように思えたこの曲。

ホール公演でこの部分に入る日替わり曲のなかでは一番登場頻度が

低い曲だったので、出会えたときにはすごく嬉しかった記憶がある。

この曲も初めて遭遇したときには昔の大橋卓弥の面影が垣間みられたような

気がしたなぁ…。

でも昔に比べたら、

「君と埋めてた時間がこんなにも大切だったなんて」

と歌う声がやさしかったり、ことばの節々に乗せる感情の表現手法が

豊かになっていることをまざまざと見せつけられたように思えた。

 

12年やってきたという確かな足跡を見せてくれたこのパートの楽曲。

後々に書こうと思っている日替わり曲②で詳しくは触れますが、

日替わり曲①から1曲、②から1曲を選んでいたこの部分のセットリストが

仙台公演のみ①から2曲選ばれていた。

そのラインナップは『君のこと全部』と『目が覚めて』。

この組み合わせが個人的には一番好きだった。切なさたっぷりで。

なんで仙台だけこの組み合わせだったのか。

恐らくこういう理由だろうな、というのが見えてはいるので、

②のほうで詳しく書こうと思います…。