Naohito Fujiki Live Tour ver11.0〜1989 17 Till I Die Tour〜まとめ①(セトリと演出のこと)
Naohito Fujiki Live Tour ver11.0〜1989 17 Till I Die Tour〜
8/6の横須賀芸術劇場から始まって、8/29のオリックス劇場で終わるんですが、
わたしのツアーはひと足早く、8/16の愛知県芸術劇場で終わってしまいました。
あと1本あるけれど、ちょっぴり日があくので忘れる前に振り返りを
してしまおうかなと思って、書いてみることに。
※ネタバレありまくりなのでご注意!閲覧は任意でお願いいたします。
Naohito Fujiki Live Tour ver11.0〜1989 17 Till I Die Tour〜
セットリスト(中盤戦うろ覚えなので間違ってたらすいません…)
〜本編〜
- Let it Rock
- パーフェクトワールド
- コズミックライダー
- ESCAPE!
- TAXI
- Utakata
- メドレー:サンクフル☆エブリナイ→So Long...→プラネタリウム→パズル→SPYDER 03〜ロックスパイダーより愛をこめて〜→七色
- Real Heaven
- 愛してる
- タイムトラベル
- Go for it!
- スターラブレイション(ケラケラcover)
- 恋のROCK'N'ROLL!DRIVE!
- Tactics
- SAMURAI FUNK
- 愛のテーマ
- HEY!FRIENDS
- ミチタリタセカイ
〜Encore〜
- anon(中野1日目は陽のあたる場所)
- 大丈夫(Vo:橋口洋平(from wacci)、Chorus:藤木直人)
- OH!BROTHER!(Chorus:橋口洋平(from wacci))
※色分けしてみました
ピンク:ギター弾いてる曲
青:アコースティックセット
緑:ピアノ
オレンジ:ハンドマイク
赤:ハンドマイク+ダンス
わかりやすんだかわかりにくいんだかわからないけど、
色が混ざってる曲は両方ってことです←
ちなみに11.あたりからちょっと流れがあやふやです。
自分が踊り出すと記憶が飛びますね←
*
ここから演出のこと。
初日に会場に入ってまずびっくりしたのが、センターのマイクスタンドしか
ステージに置かれていない。
思わず10 COUNT TOURのときの最初の曲の始まり方がよぎった。
いや、それにしてもバンドセットが出てないのおかしい。と違和感を感じつつ。
開演のアナウンス。いつもの開演5分前のアナウンスに加え、今回は
「間もなく開演です」のアナウンスが入っていた。
「珍しいな〜」なんて思っていたのだけど、ここから既に今回のツアーの
世界観は始まっていたのだな、と終わった今改めて感じている。
暗転して会場全体に響いた音楽は…どこかで聞いたことのある音楽だった。
そう、彩の国芸術劇場と、ACTシアターで聞いたはずのあの音楽。
「!?」と驚いていると、目の前にはまるで『海辺のカフカ』舞台を
観に来たような光景が、でもそこにあるパーツたちは確実に藤木直人を
形作ってきたものたちで。
ワゴンがステージの下手から上手へと動いていく。
その動きに気をとられていると直人さんのナレーションが会場に響く。
うろ覚えだけど、こんなようなことを言っていたとおもう。
1989年。17歳の僕は、ギターと出会った。
中古のクラッシュミラーのギターを手にして、僕は毎晩毎晩
夢中になってギターを弾き続けた。
あれからたくさんの時が流れた。けれども、僕はあの頃の気持ちを
まだ忘れてはいない。…そう、心はいつまでも17のまま。
横須賀初日のMCでセットの説明をしたときに、直人さんはこんなことを
言っていた。
「海辺のカフカの作者、村上春樹さんはこの作品を書いていたとき、カフカくんは15歳っていう設定なんだけど、いつでも15歳になりきって書くことができたと言っていた。僕も芸能生活20周年を迎えてこうやってステージに立ったりしている原点は何かなって考えたときに、やっぱりギターとの出会いがすべてのきっかけだったなと思うし、ギターを持つと初めてギターを買って弾いた17のときの気持ちが蘇ってくる。そんなこともこのセットで表現できるんじゃないかなと思って」
…『役者をしている藤木直人』がギターを持ってステージに立つ。
その意味をこういう形でライブのステージに投影する。
昔から『役者である自分ができるミュージシャンのステージ』をやろうという
意識は見受けられたけど、その色がより濃いステージだな今回のツアーは。
と自分の参戦ライブがすべて終わった今、改めて感じている。
少し余談を交えてしまったけれど、ナレーションに合わせて
大きなワゴンが通り過ぎると、気がついたらセンターに直人さんが立っている。
後ろの幕があくと、それぞれワゴンに入ったバンドのメンバーたちが
そこにいた。
少しずつワゴンと直人さん自身が前に歩み、ナレーションが止まると
響き渡る雷鳴とともに一瞬暗転する会場。
そして直人さんが掻き鳴らすギターの音とともに再びステージに光が宿り、
オープニングナンバー『Let it Rock』がはじまるのでした…。
長くなりすぎるから、本編はまた別記事で書きます。
マイペースに振り返っていこう…大阪までまだ日があるし。笑