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Murmur...

アラサーといいたくないけど徐々に30の扉が見えてきている女子が好きな音楽を中心にまとまった言葉を語りたいときに語る場所。

2015.12.4 Matsumuro Seiya Live 2015[ -Trailer ]@月見ル君想フ を振り返る①

LIVE Office Augusta 松室政哉 音楽

ゆったりとライブを楽しむハコな印象だった月見ルのフロアには、

スタンディング形式で人が溢れ返っていた。

1階のフロアにスペースがなくなってきて、階段にも人が溜まり始めた

ところで開演時間に。

 

映画や舞台の開演時と同じようなブザーが鳴り響く。

ただいまより、松室政哉ライブTrailerが上映されます

オルゴールのようなSEとともに、ステージ中央にあるまんまるお月さま部分が

スクリーンとなり、映画の1シーンを切り取ったような街中の風景、

公園を歩く男性の姿などが映し出される。

その景色はどれも日常のなかに溢れている景色で、松室政哉の歌のなかにも

出てきそうな、そんなありふれた光景。

ひと通り映像が映し出されたところで、バンドメンバーと松室くん本人が

登場した。

今日の衣裳は、いつもよりもかっちりめ。

グレーのジャケットとパンツのセットアップにインナーはオレンジの

セーターっぽいカットソー。(多分)

暑そうだな、と真っ先に思ったのはここだけのはなし。笑

 

1曲目からバンドメンバーを携えて歌うは『東京』

1曲目から生で聴くのは初めてな曲に感動…しながらも、

歌詞を聴いているとTrailerのTrailerYoutubeより)で流れている

モノローグでも東京のことを歌っているから、プロローグとして

意味をもたせた選曲なのかな、と思った。

最初に聴かせる曲をもってくる勇気も、なかなかだなと思った。

しかし、そんな空気をあっという間に変えたのが『真夜中を飲み込んで』

間奏やアウトロでフェイクする姿が、今までのライブでは見たことが

ないぐらいニコニコで楽しそうで、後ほどのMCで本人も話していたけれど

この日を私たちファンだけじゃなく、むろくん本人もとても楽しみに

していたのだろうなと感じられた。

そんなお客さんの期待感と、本人が発するウキウキ感があっという間に

会場全体に広がって、序盤であるにも関わらず、会場中に多幸感が既に

溢れていたような気がした。

 

2曲歌い終わったところでMC。

どうもこんばんは!松室政哉です。

松室政哉、東京初めてのワンマンということで…大阪では

何回かワンマンやったことあったんですけど、今までワンマン

やってきてSOLD OUTしたことってなかったんですけど、

今回随分早い段階からSOLD OUTしてたということで…

こんなたくさんの人に集まってもらえて うれしいです。

的なご挨拶をした後に

いつも僕のライブは…30分ぐらいなことが多かったと

思うんですけど…今日はワンマンなので、もうちょっと

やります。…37分ぐらいやろうかなと…笑

 と絶妙なボケ。

すかさず笑いながらも「えぇ〜!?」とツッコミを入れる会場に

よかった!ウケた…!

これ、昨日の夜台所で考えたんですよ、ウケなかったら

どうしようと思ってたんだけど、ウケたからよかった…。笑

とぽろっと本音が。

今日、僕緊張してないんですよ全然。むしろすごい楽しみで。

なんて言っていたけれど、初の東京でのワンマンだからお客さんも様子を

伺っているのかむろくんのテンポよいしゃべりに反応するまでに

少し間があくと

 …なんかステージと客席のこの間にすこし距離があるのかな。笑

なんて気にしていたり、初めてのお客さんが多いこともわかったうえで

ほどよく気遣いながらしゃべったりしていた印象。

そんな気遣いが現れていたなと思ったのがこの発言。

今日はたくさん曲やるので、きっと今まで聴いたことがない曲を

聴く人も多いかと思います。

でも誰にだって、『初めて』の瞬間ってあるわけで、それが

CDなのか、ライブなのか、その差はあるけれど、その時に

感じたものがすべてだと僕は思っています。 

だから今日聴いて、何かを感じてもらえたらうれしいなと

思います。

 …こんなことを言っていた。

「気遣い」ということばで片付けてしまうのは、失礼なのかもしれない。

彼の音楽への想い、彼の自分の曲への愛着、それを誰かへ届けたいと

いう想い。

そんな想いが、このことばの節々にちりばめられているような気がした。

 

そんな言葉を発した後に彼が演奏したのは『写真少年の憂鬱』

バンドメンバーと楽しそうに音を出す姿は、まさに「あの日の少年」

なのだろうなと思った。

でも、今ここで歌っている「あの日の少年」だった松室政哉は、

「未来を見つけた」のかもしれない。

ラスサビ手前のこのフレーズ。

江ノ島のisland music partyで聴いたときにとても力強くて

心震えたのだけど、今回は力強い「未来を」のあとに少し囁くような、

目の前にあるものに対して呼びかけるような、そんな「見つけた」と

いう言葉が続いていた。

2015年の、東京に出てきてからの数年の松室政哉の集大成、Trailer。

ここまでの道筋のなかで、既に彼は何かを見つけたのかもしれないなと

思った。

「未来を見つけた」あとに続くラスサビは、とてもキラキラした

音色と歌声で彩られていた。

ここまでで既に充足感溢れる予告編なのだが、まだまだ序盤という

事実に驚きながらも、引き続き『BUTTERFLY』で煌めく世界を

見せつけていた。

 

続くは『空に泣く鳥』

『ぱーそなる』に収録されている曲で、ハタチぐらいのときに

松室政哉が書いた曲。

アルバムのオープニングナンバーを飾っているのだけど、少し前に

この曲を聴いたとき、あまりの完成度の高さに恐れおののいた記憶がある。

音源でも充分に力強く、心を掴まれる歌い方をしているのだけど、

音源収録時より何倍も声と表現力に深みが増していて、サビのピークと

なる部分では思わず涙が溢れた。

たまにライブのMCで自虐的に「20代っていうと嘘やろ!?って言われる」

なんてことを言っていたりもするけれど、20歳だか21歳の時点で

この曲を生み出していることを思うと、「嘘でしょ?」と言いたくなるというか、

なんとも驚異的だなと思ったりもする。

サビのメロが泣いてるもんな…。

 

ここでMCが挟まる…のですが、大変ボリューミーになってきているので

一旦ここで区切ろうとおもいます。

また語りすぎてて、何本の記事にわかれるのやら…。苦笑

 

(※MC部分は自身の記憶を辿って思い出しながら本人の口調っぽく書いています。

そのため、記憶違いもたまにありますがご了承いただければと思います。

雰囲気が伝われば幸いです。)