Murmur...

アラサーといいたくないけど徐々に30の扉が見えてきている女子が好きな音楽を中心にまとまった言葉を語りたいときに語る場所。

TOUR SUKIMASWITCHを振り返る:トラベラーズ・ハイ

アッパーな『Ah Yeah!!』ですっかり会場の空気があたたまったところで

アニキのドラム、からの会場の空気をさらに明るくするホーンの音、

そしてすこーんと飛んでくるまっちゃんのコンガの音。

『Ah Yeah!!』で広げたキャンバスにたちまち光り輝く虹を彩ってくれるのが

この曲、『トラベラーズ・ハイ』だった。

飛び跳ねながら「1,2,3!」とカウントをとる卓弥さんがかわいらしくて、

一緒にジャンプしながらカウントをとるのがいつも楽しかった。

 

ツアー全体を通して割とやってたことでツボだったポイント

  • イントロのポコポコ…♪と痛快なぐらいに飛んでくるまっちゃんのコンガの音
  • Bメロ♪僕にしか出来ない…♪(1番)♪この旅のシナリオにも…♪(2番)でポポーン♪とキレイに響くしんたさんの和音の音(とちょっと右に傾きながらそれを弾くしんたさん)
  • この曲の間終始くねくねぴょんぴょんしている卓弥さん←
  • 2Aメロあたりから密かに暴れ出すしんたさんの鍵盤の音(毎回違って、毎回「はわわ…!」ってあわあわしていたな、わたし)
  • ♪軽く寄り道でもしようかな〜♪のあとの卓弥さんのフェイク
  • ♪カラフルな屋根が並んで♪のときの卓弥さんの手フリ(四角いお屋根だったり、三角の屋根だったり、その時々で変わってた)
  • ♪この旅のシナリオにも期待していたいな♪のあとのほんの一瞬のブレイク、からの♪思い切って♪の卓弥さんのボーカルと一緒に響く村石アニキのバスドラ(これバシッ!とキマったときはほんとに痛快)
  • ♪目的地まであとちょっと♪のあとのしんたさんのどしゃーん(たまに2サビの♪たまに迷うのも楽しいや♪でやってたときもあったな…DOUBLES ALL JAPANのときを思い出しました)
  • アウトロのしんたさんの左右交互に和音刻む…からの高音連打、そしてキレイにグリッサンド、の流れ

 

たまにやってたことでいうと、

  • ラストのフレーズを卓弥さんが歌ったあと、アウトロへいくまでの一瞬、ドラムとパーカッションのリズムだけでカウントが刻まれるところで見せるアニキのスティック回し
  • それを煽るしんたさん

このふたりのやりとりがステージ上でリアルタイムにやりとりして生まれる、

予定調和ではない流れで見ていておもしろかった。

特に後半戦、NHKホールでの公演あたりからアニキが本格的にスティック回しを

やるようになっていたと記憶しているのですが、このパートにさしかかると

しんたさんがおもむろに両手をくるくるしてスティックまわしする

ジェスチャーをしながらアニキに向かって首をくいっとして

「アニキやってよ」と言わんばかりのフリをする。

それに応えて素直にやるときもあれば、「え〜やらないよ〜」って顔を

しつつもしれっとやってみたり、でもたまにうまく回せていないときも

あったり。笑

 

個人的な感想ですが。

2014年の夏フェスを象徴する楽曲だったな、と思える『Ah Yeah!!』を

オープニングナンバーに持ってきた次に控えているのが、

2013年の10周年yearに全県ツアー(DOUBLES ALL JAPAN)をするにあたって

作った曲、『トラベラーズ・ハイ』であるところもなんだか感慨深いなと

思った。

2014年の夏を思い出して、2013年のふたりの夢を実現させたあの瞬間を

思い出して…アップテンポで盛り上がる曲なのに、なんだか少し

胸がじーんと熱くなるところもあったりして。

新しいツアーが始まったばかりなのに、あの頃の思い出が頭のなかを

駆け巡ってしまう。

そんな思い出を振り返ったあとに、アルバム『スキマスイッチ』の楽曲が

展開していく、そんな構成も考えられた上でなのかな、と思ったりもした。

初日はここからどんなツアー『スキマスイッチ』の世界を見せてくれるのかな、

と、このナンバーを聴きながらとてもワクワクしたのを覚えている。

"TOUR SUKIMASWITCH"という世界を旅するオープニングナンバーとしても

この楽曲は欠かせないものだった。