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Murmur...

アラサーといいたくないけど徐々に30の扉が見えてきている女子が好きな音楽を中心にまとまった言葉を語りたいときに語る場所。

TOUR SUKIMASWITCHを振り返る:OP映像〜Ah Yeah!!

音楽 LIVE スキマスイッチ

TOUR SUKIMASWITCHを振り返る。

毎回の公演のレポはどっかに落としてるし、

でもネタバレがずっとできていなかったから

1曲1曲を語ることができていなくて語りたいな、と思って

こうやってまとめてみることに。

いつまで続くかわからないけど、まとまった曲から

できるだけセトリ順に出していけたらな、なんて。

 

 まずは1曲目『Ah Yeah!!』。

この曲を振り返るには、オープニングの映像と合わせて

書いたほうがいいかなと思ったのでまとめて。

 

会場が暗転して目の前のスクリーンに広がるのは

鳥の目線からの映像。

崖の合間をすり抜け、目の前に広がったのは少し淀んだ海。

しばらく海の上を飛んでいると、突如横に現れたのは

スキマスイッチ城。

このときに後ろに流れている音楽は、何もない海の上を飛ぶ鳥の

少し心細い心情を表したような、静寂そのものを表現したような

そんな音。

 

目の前の城の扉から部屋の中へ入っていく。

だだっ広いエントランス、かきわけて入っていった先に広がるのは

部屋の宙に舞うたくさんの思い出たち。

トースターや自転車、チェスの駒など、今までのスキマスイッチ

世界のなかに出てきた数々のアイテムたちをすり抜けた先には

一輪のバラの花と『love』の文字。

その絵を抜けると、バラが散ったり、でもまた新たなバラの花が

咲いたり。スキマスイッチが何度挫折をしても、ひたむきに

伝えたいものはこれなのかもしれない。そんな想いをわたしは

この映像から感じとった。

 

一輪一輪、バラが飾られている額縁の中を抜けていくと

次にあらわれたのは食事をする大広間。

まるで最後の晩餐のような長テーブル。

バンドメンバー+しんたさんの人数分の椅子(だったと思う)と

一番上手の真ん中、お誕生日席に座っているのは…

グッズのパンフレットにも出てくる骸骨さん。

…ここでいつもはっとするのだ。

スキマスイッチ+バンドメンバーって奇数。(9人)

長テーブルの左右に並んでいた椅子は偶数。

そうなると、このお誕生日席にいるのってつまり…?

そう考え始めると、ここが『現在』なのか『未来』なのか、

わからなくなる。

そんなことを超越する時間がこれから始まるということなのだろうか?

ツアー前半戦はそんなことばかり考えていた。

それはこのタイミングでスキマスイッチのふたりが出てきている、

というのも相まってなのかもしれない。

ふたりが出てくるだけで跳ね上がる会場にいる人たちの心拍数。

それを体現するかのように心音に近しいリズム音のピッチも上がっていく。

 

一瞬の静寂とともにステージの後ろから明るい光が照らし出される。

照明に後ろから照らし出されることで浮かび上がる『今』の二人の影。

次の瞬間にステージ全体の照明がつき、笑顔で両手を広げる卓弥さんと、

それに呼応して活気に溢れる会場を眺めるしんたさんの表情が目に入ってくる。

…そんなどちらかというと『静』といえるストーリー溢れる映像の

次に見える『動』の世界を描く役割を担っていたのが、

『Ah Yeah!!』という楽曲だった。

 

ドラムのリズムと同時に奏でられるギターのメロ。

この音が鳴り響くことで、ちょっと孤独で寂しげな雰囲気、

少し胸がきゅっとしたり儚さを感じたりしたオープニングの空気を

一気に熱量溢れる空間へと変えてくれていた。

そんな役割大きなメロをドラムと一緒にとはいえ、会場で一番最初に

音を鳴らさなきゃいけない石成さんの役割ってものすごい大きいなぁ、

なんて思って見ていた。

だから、福岡ですぽーんとメロがこけてしまったときの

照明がついた瞬間に頭が真っ白になった感覚は、わからなくもないなぁとも。

 

この曲はオープニング曲なこともあってなのか、映像の演出などはなく

照明だけで世界を表現するシンプルな構成だった。

照明も細かいギミックにこだわったりはせず、色味も極めてシンプルで

オープニングだからまずは今回のTOUR SUKIMASWITCHの土台となる

まっさらなキャンバスをお見せします、といったところなのだろうか、

なんてことを私は感じた。

そうやって広げたキャンバスも、とても壮大なもので

ただ会場の空気をあっためるなんてものにはとどまらなくて、

さすがだなと思ったのだけど。

個人的には、♪運命と偶然 問いかけと答えが交わって♪の部分の

ドラムの音に合わせてパパパパッと点滅する照明がシンプルながらに

好きだった。

あと武道館ではサビ前のリズムに合わせても点滅してたかな。

 

演奏やパフォーマンスに関しては日によって違うから

一丸にまとめては言えないのだけど、

  • Aメロの各小節の狭間で唸る種子田さんのベース
  • Aメロの3フレーズ目から始まるしんたさんのフリフリ首ふり
  • Bメロのドラムの高速なリズムの後ろで密かにいい音出してる浦さん
  • 2番歌入り前のアニキのドラムで一瞬1番で発散した空気がしゅっとまとまるところ
  • 2Aメロ♪明日を作っていく♪のあとに思いっきり唸る種子田さんのベースの音
  • 2サビ終わり変拍子になるところのホーン2人の手拍子遊び
  • その変拍子のところでさりげなくいろんな楽器の音を入れこむまっちゃん
  • 間奏のしんたさんのどしゃーん
  • ♪この掌をぐっと胸に押し当てる♪卓弥さんの動き
  • アウトロの石成さんメロに乗っかる種子田さんのベース…の後ろにさらにウインドチャイムの音を重ねてくるまっちゃん

あたりがほとんどの公演でやっていたような気がする

ツボだったポイント。

 

たまにしていた動きでいえば

  • ♪辿り着いたこの舞台♪の『辿り』の部分のババババッ♪ってリズムを口ずさむしんたさん
  • サビ前のパッパッパパッパーッパパッ♪ってリズムを口ずさむ卓弥さん
  • アウトロでリズム遊びするアニキ

辺りもお茶目だなと思って見てた。

 

この曲は個人的に2014年の夏フェスのキーとなる曲だったなと

思っていて(スキマスイッチファンの盛り上がり的にも、

一般層の人たちの盛り上がり的にも)、なのでそんな曲をツアーの

1曲目に持ってきたということで、本人たち的にもキーとなる曲と

思っていたりするのかな、なんて思いながら聴いていた。

一気に会場をヒートアップさせて明るい空気に持っていったところで

この空気をどう持たせるのか。初日はワクワクしながらもドキドキ

見ていたのだけど、2曲目以降の会場の空気の保ち方、演奏の流れも

秀逸だった。詳しくは次の記事にて…。

 

 

スキマスイッチTOUR2015