Murmur...

アラサーといいたくないけど徐々に30の扉が見えてきている女子が好きな音楽を中心にまとまった言葉を語りたいときに語る場所。

J-WAVE「SONAR MUSIC」とMINAMI WHEELで出会ったバンドの話を書きました。

先日、またBARKSさんの「音踊人」に記事を掲載していただきました。

 

www.barks.jp

 

タイトルにも記載していますが、2016年10月からスタートした

J-WAVESONAR MUSIC」の話、そして10月の3連休に大阪ミナミで

開催されたMINAMI WHEELの話、そこで出会った新しい音楽の話を

つらつらと書き、投稿させていただきました。

 

藤田琢己さんのしゃべり、私はとても好きです。

とても忙しくお仕事されているはずなのに、新しい音楽を

たくさん知っていて、そしてご自身の言葉でしっかりと私たち

リスナーへ発信してくれる。

先週の1週間で100曲オンエアは圧巻の一言でした。

「TOKYO REAL-EYES」は曜日と時間帯の都合で聴ける日に聴く、

という感じだったのですが、「SONAR MUSIC」はちょうどお風呂に

入っていたり、寝る前にいろいろなタスクを片付ける時間

だったりするので、割と聴けています。深夜の有意義な音楽時間。

 

MINAMI WHEEL、たくさんのアーティストを観ました。

ジョゼ、松室政哉、NakamuraEmi、パスピエSPECIAL OTHERS

Suchmos、コレサワ、杏窪彌、とけた電球、宇宙まお、金木和也、

D.W.ニコルズ…。

実はこの日程とかぶっていた別の音楽イベントにも足を運んでいたり、

家庭の事情で少し中抜けした日もあったりしたのだけど、それでも

これだけのアーティストの音楽に触れられたサーキットイベント。

大阪の音楽文化、うまく言葉では表せないのだけど、私はなんだか

とっても好きです。

そんなイベントで、SONAR MUSICで聴いて気になっていたバンド

とけた電球を観てきました。

ラジオで出会った音楽と、ライブで対峙して、どんなことを感じたのか。

…まあ端的にいえば「ラジオ最高!音楽最高!新しい音楽との出会い

最高!ライブ最高!」…という感じなのですが。笑

もうちょっと深いところまで掘り下げてみたのが今回の記事です。

 

…って紹介長いな。

まあ、そんなに時間かからず読める記事だと思いますので、

深夜にちょっと眠れないなというときのおともにでもなればと。

この日に手に入れたとけた電球の音源から「ムーンラヴァー」を

聴きながらお届けしました。

 

ムーンラヴァー

ムーンラヴァー

  • とけた電球
  • J-Pop
  • ¥200

 

 

…って2ヶ月ぶりぐらいの更新になってしまったので、

来年の目標はもっと記事を更新する、にしようと思います。(早)

とりあえず、私の年末年始も音楽三昧なので、できるだけ

ここでまとまった言葉で綴ることを心掛けていこう…という決意で

〆ておきます。

 

 

NIPPONNO ONNAWO UTAU~NakamuraEmiが歌うアラサー女性のリアル~

 ロッキング・オン社が行なっていた「音楽文 ONGAKU-BUN 大賞」。

http://ro69.jp/contents/ongaku-bun/

 

…実は出してたんだなあ、このタイトルで。

でも、ダメでした。

 

選ばれた人たちの文章と、自分の文章を比べて、なるほどねって。

まだまだだねって。思ったけど。

 

でも、時間も心も込めて書いた文章、このままにしておくのももったいないなあ、って思ったので、そっと置いておきます。

 

少し前に書いた、ある意味自分の"決意表明"でもあります。

 

 

―NIPPONNO ONNAWO UTAU

ローマ字で綴られた『日本の女を歌う』という言葉。

私はなぜかこのフレーズにものすごく引き寄せられた。

「日本の女とは?」頭の中に疑問を抱えながらも、再生ボタンを押す私。

曲の中には“さぁ 働け”と繰り返し歌う女性の姿があった。

彼女の名前は、NakamuraEmi。

自らを「働け」と奮い立たせるシンガー。今までに出会ったことのないタイプだった。

そして、私はすぐさま他の楽曲にも手を伸ばした。

 

―アラサー女性のリアルを歌う。

NakamuraEmiというシンガーはどんな人?と聞かれ、一番しっくりくる表現はやはりこれかもしれない。

女性シンガーは、世の中に山ほどいる。

女性が書く『恋愛』についての歌は、同性たちの共感を得、世代のカリスマ的存在になっている人もいるぐらいだ。

しかし、女性が書く『恋愛』の歌に出てくる主人公は、ことごとく可憐で一途な女の子。

こちらは、そんな恋愛をするピークは過ぎた20代後半の女子だ。

それなりに傷つく経験もしてきたし、今は恋愛に一喜一憂している暇などない。

仕事だって大事だ。

だからといって仕事ばかりしていると、本当に男性は寄ってこない。

頑張れば頑張るほど、『恋愛』そして『結婚』という文字が遠のく。

「しばらく恋愛はいっか」なんて言っていると、親から投げかけられる「いい人いないの?」の言葉。諦めてなんていないし。全部手に入れるのは無理なの?

そんな様々な悩みを抱えながら悶々としていた日々に一石を投じてくれたのが、彼女の歌だった。

 

“たった今から始めればいい あの頂上の旗を握るため”

 

社会に出て、一つ目の夢が砕けた頃だった私。

だからなおさら、この『YAMABIKO』という曲の歌詞が響いたのだろう。

NakamuraEmi自身も社会人経験があり、今のスタイルで歌い始めたのは30代になってからということを後から知った。

メジャーデビューが決まるまでは、会社員とミュージシャンの二足の草鞋を履いていたそうだ。

そんな経験をもつ人間が歌う先述の歌詞は、「夢を追いかけることに年齢制限なんてないし、いつだって自分次第」、そんなメッセージがあるように感じさせられた。

彼女がこの後に綴る詩の中には、様々な人がもつ『夢』の道が描かれているが、そこには『仕事』の道だけではなく、『家族をもつこと』、『母親になること』という道も見えてくる。

描かれている道ひとつひとつはそこまで大それたものではない。

けれど、この道を信じて突き進んでいくこと。

その強さが全てであると、彼女は歌っている。

 

“頂上を目の前に引き返さねばならぬのなら

それも勇気だ 涙を拭って

何度でもまだ登って前を向け!!“

 

この歌詞に背中を押され、私は新たな山(=夢)の頂上を目指す決意をした。

まだまだ道の途中だし、何度となく挫けそうになったこともあるけれど、今日ここにこうやって文章を綴る決心ができたのも、この歌詞のおかげだ。

『女性として生きる夢』だって、まだ諦めていない。

 

―メジャーデビューしてもNakamuraEmiはNakamuraEmi。

私が彼女の音楽を追いかけるようになってから、彼女を取り巻く環境はめくるめく勢いで変わっていった。

一番大きなことはメジャーデビューをしたことであろう。

それでも彼女は変わらず、『NIPPONNO ONNAWO UTAU』シンガーであり続けている。

未発表曲『メジャーデビュー』では、メジャーデビューをしてからの自身の心情を赤裸々に綴っている。

「NakamuraEmi、メジャーデビューして変わったなって言われるかもしれないけれど、私は今の私が見たこと、思ったことをこれからも素直に曲にする。いろんなことが見えて、聞こえてしまう時代だけど、負けないぞ」

そんな奮起をしている姿が、歌の中から垣間見られる。

『YAMABIKO』に出てくる頂上を目指す主人公は、実はNakamuraEmi自身なのかもしれない。

 

“OhOhOhOh 己の山道を OhOhOhOh 己の叫びを

OhOhOhOh 己の山びこで OhOhOhOh 己の心に響け“ 

 

自分の心に響く詩を。

自分の心に嘘をつかず、等身大で書いた詩を、自分の身体へ刻み込んだリズムで歌う。

そんな究極に自分と向き合ったうえで紡がれる詩だからこそ、社会の荒波のなかで少し疲れてしまったアラサー女子たちの胸に突き刺さるのであろう。

女子だからって、夢を諦めなくてもいい。

頂上を目指すのだって、今からでも遅くない。

むしろ、ある程度社会を知った今だからこそできることもあるのではないだろうか。

そんな期待すら抱かせてくれる。

『NIPPONNO ONNAWO UTAU』 NakamuraEmiは、きっとこれからも、自身のリアルな生き様を見せながらもアラサー女子たちに勇気と希望を与えてくれる、そんな歌を歌い続けるのだ。

 

 

 

 

2016.10.15 ラジオ日本「Harmonic Groove!!」松室政哉の映画ソムリエで紹介してた映画まとめ

 今月のHarmonic Groove!!で、松室政哉が"マツリエさん"として

紹介していた映画をまとめてみました。

 

◆最近観てきた映画:SCOOP!大根仁監督)

scoop-movie.jp

福山雅治さん、二階堂ふみさん出演の作品ですね。

 

ここからはリスナーからのお題。

◆最後まで観たときに思わず「おーい!」と突っ込みたくなる、どんでん返しがある映画:告白 (中島哲也監督)

告白

 

 「観終わったあとに何これ…」ってなってしまう、狂気を感じる映画、

なんて話をしていました。

(わたしも劇場で見ましたがぞわっとしたな)

 

ちなみに同じ年に公開になった映画『悪人』もおもしろかったな、なんて話していました。

悪人

 

 

◆もうすぐハロウィン。女装や仮装がテーマの映画:僕らのミライへ逆回転ミシェル・ゴンドリー監督)

僕らのミライへ逆回転 プレミアム・エディション [DVD]

 

「ちょっとふざけた映画なように見えて、いい話」だって。

 

今回紹介していたのは、この4作品。

ちなみにハグてっぺいさんは『君の名は。』をつい先日観てきたそうです。

映画『君の名は。』

番組内で流れた楽曲は、『Theme』『キャンバス』の2曲でした。

おつハグ~!

 

 

2016.10.08 MINAMI WHEEL 松室政哉セットリスト@CLAPPER

 2016.10.08 MINAMI WHEEL 松室政哉セットリスト@CLAPPER

1.途切れたメロディ

2.モノローグ

3.オレンジ

4.セッション

5.踊ろよ、アイロニー

6.Theme

 

この日のバンドメンバーは、

Dr.相川雄太

Bass.植松慎之介

Guitar.櫛野啓介

Key.松浦はすみ(メロディーキッチン)

 

ミナホだからか、いつもよりバンド感多めなアレンジ。

モノローグのアウトロ最後の音からオレンジのイントロへ、

流れゆくさまに「ほお…」と感心してしまった。

ひさしぶりに聴けた『セッション』にものすごくテンションあがりました。

大阪でのライブだから、大阪時代に出した曲を入れてきてたのかなあ。

中盤と終盤にミディアムをもってくる緩急のつけ方に、らしさを感じました。

 

 

 

【中0日!】プリスタ。さんで名刺をつくったよ

 急に名刺が必要になりまして。

(というか、わたしの準備不足なだけ説濃厚ですが)

 

週明けに名刺が必要なことに気付く(金曜の昼過ぎ)

どうしよう!

スピード印刷的なとこないかな

あった!

即発注(金曜の16時すぎ)

土曜の昼間に手元に届く(不在だったので日曜に再配達)

 

で、無事週明けの今日、名刺が必要なタイミングに間に合いました。

 

わたしが今回頼んだのは『プリスタ。』さん。

www.printsta.jp

 

デザインも豊富にあって、紙の材質も多くのなかから選べて、

名前・住所・連絡先(電話・メール)以外にもテキストを追加

できて、とても便利でした。

わたしの場合、ペンネームの横に本名を入れたかったり、

ブログのアドレスとtwitterのアカウント名も載せておきたかったりと

基本情報以外にも追加で入れたい項目がいくつかあったので、

それを入力できる、かつある程度好きなところにテキストを配置

できたのは、とてもありがたかったです。

 

せっかくだから出来上がった名刺を載せておきましょうかね。

f:id:mary_sue:20161003222341j:plain

 (右下は個人情報なのでぼかしても載せるのこわかったからここだけね)

 

100枚1セット注文して、名刺代720円、送料が650円かかって

合計1370円でした。

(大阪にある会社さんなので、近くに住んでいて直接受け取りに

いけるなら送料かからないで済みます)

これだけ短い納期であげてくれて、このお値段はとても良心的。

デザインも豊富すぎて悩んだぐらい…!

結局音楽好きなことが伝わるように(と、一番の推しも鍵盤さん

なので。笑)、この柄にしてみました。

 

もっときちんとお仕事もらえるようになったら、お友達の

デザイナーさんとかにちゃんと自分だけのデザインでお願い

してみたいな~と思いつつ、この名前で初めてもつには満足いく

名刺ができてよかったな、と思ったのでした。

がしがしやってくぞ~!笑

 

…というわけで、名刺が必要になる機会がありました。

近々いいご報告ができるといいな~。

という感じです。がんばります!

 

 

 

2016.09.30 ラジオ日本「60TRY部」に松室政哉がゲスト出演していたよ。

 今日は松室政哉ラジオ出演DAY。

午前中はFM OSAKAの「hug+」にコメント出演。

www.fmosaka.net

夏に万博公園にて行なわれた「LOHAS FESTA」に出演したときの

話を交えつつ、新譜「Theme」の宣伝。

DJの大塚由美さんがLOHAS FESTAでの松室くんの意外な一面

(ご自身の子どもの相手をしてくれてたらしい)についてお話し

してくれていました。思いがけぬエピソード。

 

そして夜はラジオ日本「60TRY部」に。こちらは生放送。

AM1422kHz ラジオ日本「60TRY部」

 

本日のDJのマシンガンズのおふたりのレギュラー番組と

むろくんが月イチパーソナリティーをしている「Harmonic groove」の

時間がお隣同士と発覚してからは、もっぱら番組内コーナー

「松室政哉の映画ソムリエ」のマツリエさんと化していた。笑

生放送と思えぬレベルのテンポ感で、パーソナリティー陣から

ぽんぽん飛び出てくる「こんなときに観てほしい映画は?」の質問に

答えていくむろくん。

 

今日の番組内で紹介していたのはこちら。

◆一番好きな映画は?(この瞬間にぱっと思いついたもの)

A.I.』(2001年、スティーブン・スピルバーグ監督)

A.I. [DVD]

 

◆20代の私にいい映画は?(恋愛ものとか)

ワン・デイ 23年のラブストーリー』(2011年、ロネ・シェルフィグ監督)

ワン・デイ 23年のラブストーリー [DVD]

 

◆歯が痛いときに観るのにいい映画は?

「歯が痛いときはずーんって落ち込むから、思い切り落ち込みたいときに

観る、ってなると…」とおすすめしていたのは

『灼熱の魂』(2010年、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督)

灼熱の魂 [DVD]

 

◆今やっている映画でオススメなものは?

ここ最近観た映画で一番よかったのはこれ、ということで…

『シング・ストリート 未来へのうた』(ジョン・カーニー監督)

gaga.ne.jp

取り急ぎ、まとめました。

追いかけて観ていきたいな〜。

 

*

 

ワンマンライブ、なんとかチケットを確保できましたが

東京は落選者も結構いるようですね…。

オーガスタキャンプの効果恐るべし。なのかな?

月見ル君想フ、好きなハコですがキャパが200なので、

そのサイズが小さくなってきているということなのかな〜…。

一般販売は10月6日!

行きたい方みなさんにチケットが行き渡りますように…!

 

 

2016.08.06 15:10~ ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2016@LAKE STAGE―ひたちなかでしか見れない、いつもよりちょっとロックなスキマスイッチ

ひたちなかでの思い出。

何年かここでスキマスイッチのステージを観て感じたことを

書いてみました。

 

***

ポップミュージックを奏でる印象の強いスキマスイッチが、ちょっぴりロックな一面を見せる一日。

私は、彼らがROCK IN JAPANに出る日を毎年楽しみにしている。

この日も例外ではなく、既存のバラードやアッパーな楽曲に、彼らなりのロックのエッセンスを注いだ演奏を見せてくれた。

 

『LINE』、『ユリーカ』とエモーショナルでアッパーなナンバーから入り、オーディエンスの熱量をぐんと上昇させた後の『奏(かなで)』。

アクトの中盤でバラードを入れ込む彼らの勇気に息をのみながらも、常田真太郎が奏でるイントロの1音目から歓声と拍手が鳴り出す光景に、この曲がもつパワーを感じた。

エレキギターが主旋律を奏でる様子は、ロックフェスだからこそ聴けるアレンジ。

灼熱の太陽が照りつけるLAKE STAGEに、少し柔らかい風が吹き込んできたような気がした。

 

間髪入れず、大橋卓弥が歌い出すは『ガラナ』。

ここからは矢継ぎ早に『Ah Yeah!!』『全力少年』とアッパーなナンバーが続いていく。

ドラムのリズムに合わせたクラップ、タオルを空に向かって投げる様子、サビの大合唱……自然とオーディエンスが一丸となる様子は、MCで大橋卓弥が「スキマスイッチ初めて見る人?」と問いかけたときにかなりの人数が手を挙げたとは思えぬほど。

こういう場面に出くわすたびに背筋がぞくっとする。

アクトが終わり、満員御礼だったLAKE STAGEから一斉に人が出ていく姿。

他のアーティストのグッズを身に着けたお客さんも「かっこよかった!」「全力少年聴けてよかった!」を目をキラキラさせている様子。

傍から見ていても、たまらない。

ボーカル大橋卓弥も、アクトの序盤と終盤で自身のスマートフォンを片手に、客席の様子を収めていた。

収めたくなるぐらい印象的な光景だったのかもしれない。

 

ひたちなかがオーディエンスにくれる新たな音楽との出会い。

そして、ひたちなかがアーティストにくれる新たなオーディエンスとの出会い。

そして、その出会いがぶつかりあうことで起きるひたちなかでしか見れない、聴けないパフォーマンス。

私はこの瞬間を見届けたくて、きっとこれからもひたちなかに足を運んでしまうのだろう。 

 2016.08.06 ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2016

@LAKE STAGE スキマスイッチ

1.LINE

2.ユリーカ

3.奏(かなで)

4.ガラナ

5.Ah Yeah!!

6.全力少年

 

Vo.&Gt. 大橋卓弥

Pf.&Cho. 常田真太郎

Dr.村石雅行

Ba.種子田健

Key.浦清英

Gt.太田貴之